浄瑠璃のなぞ

年も明けたことで、心をあらたに、古文書の解読のお勉強
を再開しました。

解読のネタ本ですが、江戸時代に書かれた旅芸人が、旅先
の東北地方での日々の出来事を書き連ねた旅日記です。

日記の名前は「筆まかせ」といいますが、正式には
「筆満可勢」と書きます。

芸人たちを引き連れて、宮城県の石巻の演芸場で浄瑠璃を
語って聞かせてなかなかの人気だったようです。

演芸場(芝居小屋)のほか、富裕層のお屋敷にも招かれて、
そこのお座敷でも芸を披露してかせいでいたようです。

彼が書いた日記を読みますと、毎日の演目を小まめに記録
してありました。(写真を参照)