東覺寺と田端周辺

JR田端駅を降りて改札を出ると正面に「田端文士村記念館」がある。この辺り田端・滝野川は明治22年に上野に美術学校が出来ると、この台地続きの美術家たちが住むようになり、板谷波山、小杉放庵を始め、その仲間たちがあっまり始め交流も盛んになって行った。

大正3年には、芥川龍之介が田端に住むようになり、室生犀星、野口雨情、サトウハチロウ、香取秀真、田河水泡、菊池寛、岡倉天心等など大正時代の芸術家、小説家、詩人、実業家などの交流が行われた文士村といわれる田端に福禄寿の東覺寺があり、真言宗のお寺で室町時代に始まり、入口には仁王像があり、自分の病気のところに赤い札を貼