百人一首、「恋」

逢ふことの絶えてしなくはなかなかに
人をも身をも恨みざらまし

こういう一文を、反実仮想とでも言うのだろうか。
恋、遠い記憶だなぁ~(笑)


現代語訳より引用

もし逢うことが絶対にないのならば、
かえってあの人のつれなさも、我が身の辛い運命も
恨むことはしないのに。

もしまったく逢えないでいれば、相手の冷たさに
身もだえするような想いを感じなくて済むのに。
内裏で一瞬見かけたり、通廊ですれ違ったり、
少しだけ声を掛けてもらったり、それもちょっと
話すだけで終わったり。この気持ちの辛さ、
誰に伝えればいいのでしょう。

恋心、というのは複雑かつ不思