大寒の滝行者

身近な山々を歩いていると行者滝にしばしば出くわします。
京都の周辺の山々には社寺が沢山ありますから。
実際に滝にうたれて修行している場面にはほとんど出会いませんがね。
ところが今日出食わしたんです。
泉涌寺の南の谷で見たのです。
そこには伏見稲荷の関係の五社之瀧という神秘的な雰囲気の社があって、
何年か前にも滝行者を見た事があるのです。
あの時は夏でしたが、今日のような大寒にやっているとはビックリでした。
それも中年の女性なんです。
白い帷子を着て滝にうたれ経文を声高に唱え続けていました。
近寄りがたい雰囲気でしたよ。
側に粗末な小屋があってその中に火が