連載:妄想爺やの喜怒哀楽2

三寒四温の冬と春、男と女

妄想爺やの喜怒哀楽51

やはり、温かい春がいい

冬ならば、暖かい部屋がいい

温かい日が続いたかたと思えば、寒い日が続き、また温かい日が来て、寒い日が来ての三寒四温の昨今だ

冬から春への架け橋は、居座るかと思えば、頓挫する近所の野良猫のようだ

春、夏、秋、冬、つき合ってるかと思えば、別れてる男女の仲がある

行きつけの飲み屋で、独り飲みする僕の前に立つ店主の旦那は、小さな店を独りでやりくりしている

寒い日のお気に入りの一杯飲み屋だ

カウンターに8席だけが並ぶ、一杯飲み屋だ

自分で、注文を聞き、調理して、皿に盛り、お客に出してを、数人のお客相