森さん 袋叩きの上退任  人はそんなに清い者か

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が、ついに辞任した。
毎日毎日これでもか、と言うくらいテレビのワイドショー新聞などのメディアが叩いていた。

いや、事の本質が元には戻れないほどの大きな意味を持っていたからだと思う。

森喜朗会長による
「女性がたくさん入っている会議は時間がかかります」という発言は大きかった。冗談では通用しない重大な女性蔑視に捉えられた、というより女性蔑視そのものだったのだ。

しかし、この長い日本の精神風土の歴史を思えば、それは森さんだけの問題ではなかった。
いつだって男尊女卑、男に女は従っていればいいんだ、対等な口を