風吹けばいつもこの話を思い出す

昨日は風が強く、帽子が飛んだ。

帽子ならいいが、サラリーマン時代、
集金の手形が風に舞い、集めるのに一苦労した。
その時はホントに冷や汗が出た。

中国の上海に出張した時、同じような話を聞いたことがある。

ある男が、旧正月を前にして、一年間一生懸命働いて貯めた26万円が手元から離れ、札束は風に舞い散り辺り道路一面にひろがった。

周りのひとは慌ただしく拾うフリして懐に入れてしまうのです。

男はナケナシになってしまったが、
拾った人から6万円がもどってきた。

それでも<善行>はカケラは残っていた。
寄付の申し出があった。
好意のおかげで32万円にな