西股総生氏著「東国武将たちの戦国史」が面白い

日記キーワード検索で「西股総生」と打込むと17件の投稿がでてくる。そのうちの10投稿は私であった。正直驚いている。私は彼の著作「戦国の軍隊」、「城取りの軍事学」、「戦国の城がいちばんよくわかる本」、「杉山城の時代」などの読後感想を投稿した。題名から推測できるが戦国時代の築城についての本が多い。

今回黒田基樹氏の北条氏関係の本を読んで、改めて戦国時代の東国武将について知りたくなった。そんなおり手にしたのが掲題の「東国武将たちの戦国史」だ。現在読書中であるが、西股氏にとってはある面異色の本といえよう。

本書は、文明8年(1476年)に起きた長尾景春の乱か