受験生時代に覚えた「知識」を現在「確認」済 「赤松氏城跡」❶

私は大学受験の社会を日本史と一般社会で受験した。日本史はそれこそ縄文時代から戦後まで暗記に次ぐ暗記だった。ひたすら暗記したのを覚えている。その数知れない暗記した出来事の中で特に鮮明だったのは室町時代の「嘉吉の乱」だった。

「嘉吉の乱」とは15世紀中盤、幕府重職の四識家、守護大名赤松満祐が時の将軍足利義教を弑逆、その後山名氏によって滅ぼされた事件である。当時は時代背景など一切考えず、「嘉吉の乱、赤松満祐、将軍義教暗殺、赤松家滅亡」、だけを記憶した。

それから定年退職まで私はこの記憶だけは忘れなかった。仕事を離れて読書の時間が多くなった。当然受験生時代興