連載:一語一恵

  千里の道も一歩から


 千里の行(こう)は足下(そっか)に始まる  出典 「老子」

 安定しているものは持ちこたえ易く
 事のまだ兆さぬうちは手が打ちやすい
 事の生じないうちに上手く処置し乱れないうちに
 治めておくことが肝心

 一抱えもある大木でもごく小さな芽から大きくなり
 九層の高楼もわずかな土の積み重ねから着手し
 千里の道のりも足元の一歩から始まる

 「千里の道も一歩から」


私的に解釈をすれば

大きなことを成し遂げるためには、
 はじめは小さな事かもしれないが
 一歩一歩着実に進んでいけば必ずゴールに辿り着く
 
 目標を定めそこに向かって一歩ずつ歩