何とか生き返った石戸の蒲桜(かばざくら)

埼玉県北本市石戸の天然記念物の桜です。
樹齢800年と言われています。
蒲桜の名前の由来は源頼朝の異母弟である「蒲冠者源範頼(かばのかじゃみなもとののりより)」にちなんでいると
言われています。
ここは鎌倉時代には石戸城という城がありました。
範頼は、兄・頼朝に平泉に落ちた弟・義経を討てと命じられ、北へ向かう途中にここで休息し、桜を植えたと伝えられています。

ほぼ毎年訪れるのですが、8年ほど前に来た時には、樹が
とても痛んでいました。花つきもまばらで木肌もささくれて樹勢が衰えたことは一目瞭然でした。
うめき声が聞こえんばかりにあはれでした・・・

あぁ