連載:妄想爺やの春夏秋冬

要請を聞ける店主 聞けない店主

増えては、減り、減っては増えるを繰り返す振り子のようなコロナウイルス感染者数だ

その曲線の高低に一喜一憂するばかりだ

政権の支持率もそのコロナ曲線に連動するように上がり下がりするように見える

そのコロナ曲線が高く上がりゆくたびに、緊急事態宣言が発出され、営業時間短縮や営業自粛の要請を受ける外食産業の店主たち

それをあざ笑うかのように、変異していくコロナウイルス

人間の防御網を後手へ後手へと退けていくようだ

要請を聞ける店主、聞けない店主がいるのは、店の経営状況に左右されるからだろう

昨年の春には、世間でマスクや消毒用のアルコールが市場から消