お昼前から雲が消えて行き、青空が広がりましたので、お仕事の帰りに平城宮跡に立ち寄りのんびり歩いておりますと、何処からか鐘の音が聞こえて来ます。
見れば、大極殿の屋根の軒先四方にぶら下がる風鐸が大きく揺れていました。
少し高い金属音で清みきってはおらずどこか濁ったような、銅製故か、でもそれが風雅で妙なる音のように聴こえる、カラーンカラン、大きな物ではないので鳴り響いてはいない、
古の人々も耳にしたのでしょうか?、
昔のものではありませんので、音にも違いはあるかも知れませんが車や電車の音も無い昔、どのように人々の心に届いたのでしょう、
桜の多い平