連載:武蔵野の情景

2021-68 今、玉川上水はつつじがきれいです

玉川上水は、江戸時代に江戸に飲み水を補給するため作られた上水路です。

水不足が深刻になったので、約8ケ月で40キロほどを開削したそうです。これが出来て、江戸の人々は助かったそうです。

その後、分水が許され、水のなかった玉川上水付近は、農業ができるようになったとのことです。

上水路の両脇には桜が植えられていますが、今はつつじが咲き緑の中に彩を添えています。

鹿児島の深紅のキリシマツツジだそうで、火山灰の多い霧島と富士山の噴火による火山灰が多いこのあたりの土が似ているそうで、大きなツツジに成長しています。

若葉の緑の中に深紅の色をのぞかせている風景