海峡を越えるバイオリン 2                許されざる単純バカとして描かれている陳昌鉉

 日本から独立したけど、混乱続きで朝鮮戦争さえ起った故国へ帰れない貧しい・バイオリン職人を夢見る青年・陳昌鉉(草彅剛)は古物商の娘(菅野美穂)と結婚して、極貧生活の中でバイオリンを作り続ける。

 そこのところが分からないよ。日本には朝鮮人差別がある。そして、多少とも朝鮮人を知ってるなら、彼らには封建的な儒教道徳がある。日本で云えば江戸時代そのままの男尊女卑・忠孝妄信の、さらにそれを姑息に改変した道徳がある。たとえば、目上の人の前では酒・煙草は禁止。勧められたら背を向けて相手から見えないように吞み・吸う とか。全く欺瞞的な道徳だね。さらに最近では韓国の若