タケノコ掘り

 昨日は歴史講座の生徒さんの山で、大勢でタケノコ掘りをさせてもらい、楽しかった。

 山の持ち主は見習い看護婦から始まって、准看護婦、正看護婦、日赤小川の婦長にまで上り詰めた方だ。夫も日赤の偉い人だったが、夫はもう介護が必要で週4日、ディケアに通っている。

 私が読み終えた 江川 晴 さんの小説「産婦人科病棟」では(私は読み終えた本を生徒さんにあげることが多い)、見習い看護婦が看護業務の傍ら女中奉公もさせられていて、主人公は資格が取れた段階で病院をやめて保健婦の資格を取ろうとするのだが、「あなたを養成するためにいくらかかったと思ってるの。弁償しなさい」