「手作り新茶」は緑色じゃない!

地元の農協に行ったら 新茶入荷の幟がはためいていた。覗いてみた。高い!買いに行った2週間分のお米より高い。
お茶は高くて当然といえば当然。当然買わずに帰ってきた。

お茶で有名な隣国では 嘗てお茶を口にできたのは富裕層に限られていた贅沢品であり、今でも一般庶民は お湯の上にわずかな茶葉を浮べて来客をもてなすのが普通だ。

しょぼしょぼとうちに帰ってから 何気なく 庭のお茶の木を見たら、程よく新芽が伸びていて、一芯二葉のまさに摘み時になっていた。そうだ、何もあんな高いのを買わなくても自分で作ればいい。さっそくざるを片手に手摘みをし、すぐに鍋に入れて煮だした