腰の治療の帰り、乗ってきたバスをそのまま乗り継いで、高田1丁目バス停下車。
目白の高台から早稲田に向かう急な坂道、宿坂を下る。坂の名の謂れは、中世に「宿坂の関」という鎌倉街道の関所があったことに由来するそうだ。
坂の下に金乗院、三十三観音14番目の札所にして、目白不動のお寺だった。元々は文京区の新長谷寺に安置されていたのが、第二次大戦で被災し、こちらに移されたらしい。
普段は秘仏で、今年は5月28日が御開帳となっていたが、コロナ禍でどうなるか。(写真左)
境内には「由比正雪の乱」で江戸城の堀の深さを測っているのを怪しまれ、捕えられた丸橋忠弥の墓がある。