ドラマ「坂の途中の家」

 これがどんなドラマなのか知らないままに、主演が柴崎コウだから良いドラマだろうとTSUTAYAからDVDを借りてきたのだが、すごく見ごたえのある・考えさせられるドラマだった。

 山咲里沙子(柴咲コウ)は、3歳の娘・文香 と 夫・陽一郎(田辺誠一)と3人で平穏な日々を送っていた。そんなとき、裁判所から手紙が届く。そこには「刑事裁判の裁判員候補者に選ばれたので裁判所に来るように」と書かれていた。対象となる事件は、里沙子と同じ年頃の専業主婦・安藤水穂(水野美紀)が、生後8ヶ月の娘を浴槽に沈めて溺死させたという衝撃的なものだった。

 里沙子は裁判員の誰かが急