菖蒲湯ですね。

今日のお風呂は菖蒲湯でした。
我々一般庶民が菖蒲湯を楽しむようになったのは意外に遅く、江戸時代になってからだの様です。
江戸時代の庶民の生活の様子を綴った『東都歳事記』の5月6日の項には、「諸人菖蒲湯に浴す」とあり、5月5日の夜あるいは5月6日の朝に、各家では菖蒲湯に入る風習があったという。長屋暮らしの庶民も湯屋へ行って菖蒲湯を楽しんだ。

銭湯の客は、普段の湯銭に加えてわずかの祝儀をおひねりにして、番台の上に置かれた三方に置くのが決まりだったという。

5月5日には銭湯の入り口に「五月五日菖蒲湯仕候」という紙が貼り出されたという。現在でも銭湯や温泉等々