57、『寂聴 97歳の遺言』(瀬戸内寂聴著)は見事な生き方教えらる

『寂聴97歳の遺言』 瀬戸内寂聴著 朝日新書737
2019年11月30日発行
ー瀬戸内寂聴は、現在、98歳で、僕の母と同じ、大正11年生まれである。母は誕生日が来たから、99歳になった。それで、明日母のところに行くので、是非、今日中に、このエッセイ集を読了しようと思って読んだ。とにかく、合理的、自由な生き方を貫ぬき、その実際を見事にリアルに描き上げていた。子宮作家と言われ、それでも、女の自由な生き方を実践してきた。死ぬまで書くことが好きで、これさえできれば本望だという。凄い生き様だと思う。

ー「この子は1年も生きられない」、可哀そうな子だと、ずいぶん