私のハンドルネーム 雪のひとひら

わたしのハンドルネーム、雪のひとひらについて、お褒めの言葉を頂戴することが多い。
ポール・ギャリコの短編小説「雪のひとひら SNOWFLAKE」からお借りしたものだ。
ひとことで言えば、水から生まれた雪のひとひらがまた水にかえっていく物語。
矢川澄子氏の訳の巧みさもあるが、とにかく描写、自然描写、心理描写の美しいこと。
何度読み返してもこころが洗われる。
私の死後、棺に入れるとしたら、この短編と、同じ作者の「ハリスおばさんパリヘ行く」の2冊をお願いしたい。
天国には行けなくても、あの世でこの2冊を心ゆくまで読めれば、天国にいるように心清らかで居られると思