麗沢大社会人講座 その2 茶道具とその「銘」

茶道具とその「銘」という講座を受講してきました。

千利休の道歌に

何にても 置き付けかへる 手離れは 恋しき人に わかるると知れ
{茶道具から手を離す時は、恋しい人と別れる時のような余韻を持たせよ)

と言ってますが、茶道におけるお道具と言うのはそれくらい重要なものなんですね。

今回取り上げたのは 「初花肩衝」という「茶入」。
「肩衝」とは器の肩部が水平に張った茶入のこと。
「銘」が「初花」ということですね。

茶道に使う抹茶は碾茶(覆いをした茶園で収穫し、蒸した後揉まずに乾燥させたもの)を美濃紙で作った茶袋を作り、そこに碾茶を入れ、茶壺に「茶詰め