北の地の短い夏の日は、散策路の小道に、家の庭それぞれに「百花繚乱」そのものの花々が咲き競っています。そんな中で「ルピナス」がいま全盛を迎えるころとなりました。
北の大地は、かって「炭鉱」が各地にあって、九州に負けずと掘られた石炭は国の繁栄の礎の役を果たしました。
炭鉱地には必ず、社員が住まう長屋風の「炭住」があって、多くの人々が暮らしていました。
数十年前にほとんどすべての炭鉱が「廃坑」となって人々が離れ、「炭住」は跡方も無くなり、いまでは雑草が生い茂る荒れ野になってしまいました。
こんな夏の一日、かっての炭鉱地だった後を車で通りますと・・・・