ペットの逃亡相次ぐ。これは大迷惑

 なにか事件が起きると、連鎖反応的に似た事件が起きる。ペットというには首を捻らざるを得ない生き物の「脱走」事件の連鎖である。巨大なニシキヘビがゲージから「脱走」したかと思えば、いるはずのないアフリカの絶滅危惧種といわれる黒い鳥が千葉県内を放浪し、さらに今度は長野県内で、飼育に許可が必要な特定動物に指定されている体長約1メートルの「オオカミ犬」2頭が逃走するという「事件」がおきた。

 犬は、分類上オオカミ科であるので、オオカミ犬という種類があることはしらなかった。見かけに反して気質は至って穏やかで、人間を見ると逃げ出すほど臆病だというが、知識がある人は別