大坂城桜門

 本丸の正面に行くには空堀に架かる橋を渡って、桜門を渡る必要がある。
1626年に徳川幕府が創建している。明治維新の大火で焼失している。明治20年に陸軍が再建している。
屋根の飾り瓦の紋に桐の紋がある。戦災を免れた大坂城の櫓には葵の紋がのこっているが、この門の屋根には桐の紋である。

昭和6年に再建された天守閣には葵の紋でなく桐の紋が使用されている。大阪市民はそれで鬱憤を晴らしたのかもしれない。誰の意向で桜門に桐の紋を残したのか疑問である。門の説明板には、それに関しては何も触れていない。

写真は、桜門と、そこにある桐の紋。

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