夢の又夢のお話で・・・・・。

『おくの細道』松島・平泉を、なぜクライマックスに構成したのか? この答えを紹介できる自分に、感謝と言うか・・・夢のまた夢かなぁ・・・。

「夏草や 兵どもが  夢の跡…」誰もが知る芭蕉の一句です‥解説書には色々書いていますが、前書きに相当する文章の解説に注目してください。

伊達の大木戸から、佐藤兄弟の嫁の「甲冑姿」に始まって、塩竈の和泉三郎・文治の灯、「綱でかなしも」の実朝、高館の義経に至るまで中尊寺や泰衡・秀衡の旧跡址を偲んだ「兵ども」は、すべて若く、20代で散りました。
蝦夷の境界線・衣川の関にいたるまで、6-500年を過ぎた夏草が今時分の芭蕉が