大阪の古き良きシンボルの通天閣
まさに、古き食い倒れの街の新世界にそそりたつタワーだ
この地には似つかわしくないが、あのエッフェル塔を模している
その通天閣の真下には空間があり、立つことができる
見上げれば、通天閣の展望台の下にある、遊覧場の底が見える
意外と知られていないが、その5メートル四方位のスペースに、たくさんの花の絵が描かれている
以前は何も描かれていない、丸出しの鉄板だった
たぶん、殺風景なので花を描いたのだろう
洋画というよりは日本画のような絵だ
けばけばしい風情の風景でもある
どちらかと言うと、とってつけて描かれたよう
連載:妄想爺やの春夏秋冬3