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慶応4(1868)年、天皇の東幸の詔勅が出された。
「江戸を称して東京とせん」というこの詔勅によって、
江戸は「東京」と改称された。
ただ、「東京」を何と読むかについて書いていなかった
とうけい?
とうきょう?
最初はむしろ、とうけいと読ませる事の方が多かった
漢字としても「東亰」という字が使われる事があった
亰は、京の異字体で、特に意味の違いはなく、どっちでも良い
どちらかというと、とうけい、と呼んだり
東亰と書いたりするのは、
東の京都なんかじゃないぞ、という反発というか
わだかまりというか
抵抗してやろう感がある表現
連載:季節