030731

たとえばイカダに乗って川下りをすれば、

川がひとつの流れで出来ていないことがすぐにわかります。


流れが急に速くなっているところ、淀んでいるところ、

多くの流れがぶつかって複雑な流れをつくっているところ、

さまざまな流れがあるのに気がつきます。


いろいろな流れが合わさってひとつの川をつくっているように、

流れをとらえるには無数の小さな流れがいっしょになって、

全体の大きな流れになっていることを感じ取らねばいけません。


つまり大きな流れを感じ取ろうと思えば、同時に、

小さな流れも気がつかなければいけないということです。


その瞬間は