一才の”おじいさん”


朝、配達中に出会うおじいさん。
背中をすこし丸めて、足はがにまた。
両手は後ろに組んでいる。
毎朝の散歩のたまものか、歩くスピードはかなり速い。

感じた疑問。
年をとると、どうして手を後ろに組むのだろう。
年よりは転びやすいのだから、万一転んだとき、手を後ろに組んでいると、手で身体を支える動作が遅れ、重症化しやすいのではないか。

年をとると、椎間板のクッションが減り、背骨が曲がってくる。必然的に重心が前に加わり姿勢が前かがみになりやすくなる。そこで、手を後ろに組み固定することにより前後のバランスを取っている。

手を後ろに組む理由はだいたいこんなと