楽しみは 蝉時雨降る山の道 朝風肌に散歩する時

蝉時雨(せみしぐれ)とは、多くの蝉が一斉にに鳴き立てる声を時雨の降る音に例えた言葉です。

時雨は、一時的に降ったり止んだりする雨のこと。
「ミーン・ミーン・ミィーン」
「ツクツクボーシ・ツクツクボーシ」

兎越山を散歩する聴覚が、ミンミン蝉・つくつく法師の鳴き声を捕らえます。
蝉時雨に「フクロウ」の鳴き声も混じりにぎやかです。

雨が続いたせいだろうか、涼しい朝風を肌に感じ
蝉や鳥の混声合唱を聞き、ツリガネニンジン・タカサゴユリにも出会えた今朝の散歩道でした。

蝉時雨は、美しい日本語です。
藤沢周平の短編小説「蝉しぐれ」を読んでから
一層好きになりま