「木曽路はすべて山の中である」
中山道の険しさは島崎藤村の「夜明け前」の序文に描かれています。
この地を踏めば、この言葉を思い出さずにはいられません。

先の拙日記・美ヶ原の翌日は、一転して、久しぶりに中山道、木曽路を走った。
藤村が言われるように、山々の合間を縫うように続く道だった。
中山道は江戸日本橋から京都三条大橋までの約534km。
その道中には69の宿場がある。

歴史感じるこの街道で、奈良井宿、藪原宿、木曽福島宿、妻籠宿、馬籠宿と、車を止めては、そぞろに散策。
何回か来たことのある町だったが、昔の旅人に思いを馳せつつ、藤村の見た風景を思い浮か