もう聞き飽きた

  半月ほど前、岸田文雄氏が自民党総裁選に立候補の表明をしたとき、役職の任期制限を打ち出すなど、これまでの安倍、菅政権にはない、思い切った方針が出されそうで、総裁選、衆院選の動向に注目し、わが国の政治の変化に大いに期待が持てそうに思えた。
  そして、9月17日、正式な立候補の届け出が行われ、河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の四氏が立ち、総裁選がスタートした。
  これまでの政権は、自分たちの将来ばかりを見ており、国民とか、国の将来は二の次になっているようで、ほとほと嫌気がさしていたので、新しい政権に期待をしていた。
  しかし、日がたち、自民党内