連載:日常2

「楽に生きている人の考え方」 (自分に向けたメモ)

古書店で見つけたドライデン氏の書が、とても示唆に富んでいる。認知療法のなかで指摘される「認知のゆがみ」を治していくという趣旨で書かれた本だ。

第7章には「ゆがんだ考え方を知る」という文章があって、簡潔に、代表的なゆがんだ考え方が列記されている。これを再掲し、自分流にコメントを加えてみたい。
『いつも楽に生きている人の考え方』p.118

1.白か黒か
ものごとは、いいか悪いか、白か黒かのふたつにはめ込んで考えるクセ。これができない自分は、全部ダメと感じるような考え方。
いい人の中にも、いただけないところがあるし、悪い人の中にも、純粋できれいな心があった