コロナによる観光地の悲惨と傲慢

京都の外人にも大変人気のあった伏見稲荷に行ったときのことを思い出した。参道の茶屋には、狐の面やおいなりさんを売っているが、その他に、スズメやウズラを焼いて食べさせるのが名物のようだ。スズメを食べるのは、諸説あるが、伏見稲荷は商売繁盛の神さまとして知られているが、元々は五穀豊穣の神さまとして厚い信仰を集めており、その五穀を食べるスズメを退治するとか見せしめにするとか、そうした説が広く伝わっているようだ。

外人に人気のある伏見稲荷の茶屋は、外人が休憩に使う。集団で入って来て、注文は一つしかしないので、店の人も迷惑がっていると言う話は聞いたことがあった。店に