大盛りなど攻めのメニューが多い中で饂飩はおとなしい

 志木にある「おやじのうどん旬」で、肉汁うどん880円を食べた。宗岡小が目印になるくらいで、道を南下すると浄水場の西側をかすめて北朝霞駅に行く。大盛りの店なのか、“すごい"とか逆に“少なめ"の表現が並ぶ定食がメニューを飾る。荒サイを終えて秋ヶ瀬橋から一般道に入って帰る途中なので、それほど空腹ではないためうどんだけにした。
 肉汁うどんは、武蔵野うどんの中でもコシはそれほど強くはない東村山「きくや」タイプで、細麺である。地粉を使った田舎うどんではあるが、もう少しモサッとした垢抜けなさが欲しい。肉汁は、武蔵野うどん特有の甘さはあるが、豚バラ由来の脂っぽさはな