「犬食文化と日本人」

💌前日記の続き

日本列島では、縄文時代早期から縄文犬と呼ばれるイヌが出現し猟犬として飼育され、死後は丁重に埋葬された。ところが近年茨城県麻生町、岩手県の蛸ノ浦貝塚などから食料とされた犬骨が出土していることから少数食用にもされていたようだ。

弥生時代は犬の骨格の出土例の報告が多くなることから、大陸からの渡来人が弥生犬と共に犬食文化を持ち込んだと考えられる。江戸時代に入ると、犬食は武士階級では禁止されたが、庶民や武家の奉公人には食されていた。

西日本には犬料理の調理法まで伝わっている地域もあるがここでは書かないし、関連写真も添付しないことにする。アイヌ