置かれた環境に感謝


失敗や過失、あるいは何気ない行為などから、
偶然に良い結果がもたらされることを
「怪我の功名」といいます。


Sさんはある時、友人のMさんから、
生まれつき持病があることを告げられました。
「僕は今まで、病気とずっと向き合ってきた。
これからも一生付き合っていくことだろう。
でも、この病気のお陰で、些細なことにも
感謝できるようになった。
それは病気の功名だと思う」
と言われ、Sさんは感銘を受けました。


Mさんが持病との付き合い方を「病気の功名」
と捉える姿に、Sさんはこれまで不運なことがあると
愚痴ばかり並べていた自分を反省したのでした。
Mさ