しずかな秋の一日

ここのところ、快晴の日が、幾日もつづいていて。
見上げれば、今日も透き通るほどのあおい空、ありがたいことだ。
カラッと乾燥したさわやか空気感、暑からずまた寒からず、極上のひより。
陽光をいっぱい浴びながら自転車で、バイト帰りの道すがら、しごとを終えた解放感も加わって、そよかぜを感じてはしる、気持ちよさ。
拙宅につき、卓子で昼食を摂りながら、ガラス越しに熟れた柿の実を発見。
おもてにまわって柿を収穫する、枝をゆすると柿の葉っぱがひらひらと舞い落ちて。
包丁で割った柿実をほおばり、そのやさしい甘味がむかしを思い出す。
柿葉をひろってながめているうち、紋様がそ