連載:オカンの一人歩き

「一人で歩く」

朝出勤すると、同僚が私の手を引いて、小声で言う。バアサマが体調を崩し今救急車を呼んだところだ。

私は直ぐに他の入居者対応に回る。日常的に行なっているバイタルチェックを代わりに続ける。

直ぐに救急車は到着し、バラバラと救急隊員が入って来る。直ぐに処置する必要がある時にはドクターを乗せた救急車がもう一台来る。

介護施設に入居するような方は、いつ何が起きるか分からない。入院しそのままサヨナラになることもある。


高尾山ソロ登山の余韻が残っている。流石に翌日から仕事だから身体のあちこちに疲れが残っていたが、充足感も続く。

雨の高尾山が殊の外楽しかったの