WHOは、感染力の強いウイルスの異種株の名称についてはギリシャ語のアルファベット順で表記してきた。
新型コロナウイルスについては「COVID-19」が正式名称となり、次々発生する変異株にはアルファ、べータ、ガンマ、デルタと命名されてきた。
テドロス氏は、「COVID-19」命名に際して行われた記者会見でこう述べていた。
「地理的な位置や動物、特定の個人や集団に言及せず、かつ発音しやすく、病気そのものに関係のある名前を探さなければなからなかった」
「不正確だったり、反感を引き起こすような名前の使用を阻止するためにも、正式名称を決めるのは重要なこと