108 「蜜蜂と遠雷」恩田陸 読書感想2  本選出場者と高島明石

ようやく、読み終えた。500頁の小説は、寝ながら読むにしては、本が重すぎた。
五分の二まで読み進み、その後、雑用がいろいろ入り、中断し、再び、本を手にして読み終えることができた。

・第3次予選に残ったのは、12名。本選に残れるのは、そのうち、6名。マサル、亜夜、風間塵の3名はどうなるのか…。誰が、どう弾いて、どのような結果になるのか、読者を惹きつける描写が続く。ある種の、スリラー的要素も加味されているのだろうか。しかし、この小説の面白さは、デテクティブストーリーを読み進む興味とはまた違う。随所に考えさせ、新たに知る音楽の世界の事項が、散りばめられている