「名にし負はばいざ言問はむ都鳥
わが思ふ人はありやなしやと」 在原業平
平安時代、業平が今の浅草近辺の隅田川にやって来て詠んだ歌だそうで、今でも言問橋、業平橋の名前は残っています。『”都”という名を持っているのなら都の事情に詳しだろうから、都鳥よ、私が恋い慕う人は無事でいるのかいないのか?』という意味です。今だったら、スマホで直接聞けば良いので、この歌は成立しません(笑)
ここでいう”都鳥”は”ミヤコドリ”ではなく、”ゆりかもめ”のことで、東京の新橋からお台場まで走る新交通システム路線の名称にもなっています。
先ごろまでこの都鳥は見