「在原業平」の日記一覧

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後何年生きられるか

「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」古今集に在原業平が詠んだもの。 春の感慨は、人生の儚さに心を機微する。

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帰って来た(?)、やって来た(?)都鳥

「名にし負はばいざ言問はむ都鳥      わが思ふ人はありやなしやと」 在原業平  平安時代、業平が今の浅草近辺の隅田川にやって来て詠んだ歌だそうで、今でも言問橋、業平橋の名前は残っています。『”都”という名を持っているのなら都の事情に詳しだろうから、都鳥よ、私が恋い慕う人は無事でいるのかいないのか?』という意味です。今だったら、スマホで直接聞けば良いので、この歌は成立しません(笑)  ここ…

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隅田川or隅田川の魚の大量死

今日の午後、空模様を見ながらウオーキングに定番の隅田川テラスに行きました。言問橋(コトトイバシ)から桜橋を経て白髭橋(シラヒゲバシ)の両岸を回る5kmコースにしました。 言問橋は、平安時代に在原業平がこの地に来て、    >名にし負はばいざ言問はむ都鳥         わが思ふ人はありやなしやと と詠んだという故事に基づいて名付けられました。 その言問橋の下は川が少々出っ張っていて、遊歩…

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100分で名著「伊勢物語」

NHKテレビ講座 11月の全部で4回が昨日終了しました。 講師は作家の高樹のぶ子さんです。 平安文学というと、11世紀はじめの「源氏物語」を思い浮かべますが、その、およそ100年も前に成立したのが「伊勢物語」です。 実在の歌人・在原業平(ありわらのなりひら)と思われる人物が主人公ですが、作者は解っていません。 13世紀、百人一首の選者として知られる歌人・藤原定家が 125章段の形にまとめ…

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百人一首017番:在原業平【ちはやぶる】

百人一首の17番:在原業平をアップロードしました。 「からくれないに水くくるとは!」という驚嘆の感じを表現してみました。 このアレンジは、ビバルディ【四季】の「冬第1楽章」を参考にしました。