連載:一語一恵

 光陰矢の如し



  感染拡大を防ぐため、意図的に人と人との物理的距離を保つこと・・・
    易しくいえば 常に人との距離を置くこと
  ソーシャルディスタンスを求められるようになって久しい
 
 
  その距離が仕切り板であり、手袋でありと
 互いの手が触れ合うことも互いの温もりを感じることもなくなった

 この仕切りの存在が厄介である
 仕切り板の向こうでマスクやフェイスガードをした人の声がきこえない!
  若い人の早口の話も聞きづらい
  何度も聞き直さないと意味が通じない

  老いた者の不自由さは増すばかりである
 
  これまでの生活にはなかった環境