何故か惹きつけられる映画

「偶然と想像」

日本の映画界で、今最も注目されている監督は濱口竜介でしょう。

今年、公開された「ドライブ・マイ・カー」は
ヨーロッパ各国で絶賛されて、アメリカ・アカデミー賞でも更に
注目されています。

その監督の最新作が、本作です。
ベルリン映画祭で受賞しています。

見たくないはずがありません。
東京では一館のみの上映です。
平日の午後に行きましたが、かなり混んでました。
その人気の高さが分かります。

全編、その長さは二時間。
その中に三つの話しがあります。

このようなオムニバス形式には大きく分けて二つあります。
一つには、変わった内容の物語