自分の歳

「わたしは今年、七十四歳になった。自分で信じられない。あの身体頑健、紅顔の美少年だったわたしはどこに行ったのか」

最近出版された勢古浩爾さんのエッセイ
「自分がおじいさんになるということ」(草思社)
の出だし。著者は少し先輩。これを読んで思った。

自分も先月末に四国八十八ヶ所に挑戦(もちろん
つなぎ遍路だが)したものの12番焼山寺、お遍路ころがし
といういちばんキツイ所でギブアップ。
 行くまでは地図を見比べて東京の高尾山位だから、と
行けるだろうたと考えていた。
 昔はアルプスを10時間以上歩いたこともあるしと。

でも自分もしっかり歳をとっていた