この限られた地球で(3)

地球の環境モデルを考えだし、昨年ノーベル賞に選ばれた真鍋叔郎さん。この研究は、いまの地球温暖化を科学的に予測し、いまの経済活動すべてに警鐘をならす大きな貢献をしている。ある意味人類の未来を救う研究。
2022年の新年にあたり、東京新聞の年頭のインタビュー記事を紹介します(前半)

なぜ気候変動は「重大な危機」か…ノーベル賞の真鍋淑郎さんが懸念する社会の分断

 気候変動問題研究の草分けとして2021年のノーベル物理学賞を受賞した米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎しゅくろうさん(90)が本紙のインタビューに「(気候変動が)人類存在への重大な危機になってい