連載:心に残る名言

悪法もまた法なり

紀元前500年ころ、都市国家ギリシアでは民主政がすでにありました。

アテネの若者を堕落させ異教の神への信仰を説いた罪で、ソクラテスは有罪判決を受け、ヘムロック服用による死刑を宣告されてました。
ソクラテスは、機会があっても敢えて逃亡せず、自分の死を弟子に対する最後の教授として、穏やかに死に向かいました。
そのときに言った言葉だとされています。

ノンポリの私なりの解釈ですが、法は国家の基盤をなすもの、たとえそれが悪法と呼ばれるものであっても、国の秩序を維持するためには遵守しなければならないということなのでしょう。

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